2部-3部入れ替え戦 これが実力、完敗で3部へ
2025.06.01 更新
本学男子、打つ手なく3部転落
2部-3部入れ替え戦
桜美林大にやっと1セット取る
悔しさよりも諦めが…。関東大学バレーボール2025年度春季リーグ戦の男子2部-3部入れ替え戦は6月1日、立正大品川キャンパス体育館で行われ、2部最下位の本学は3部1位の桜美林大と対戦し、1-3で完敗して秋季リーグ戦から3部で戦うことになりました。2セット先取を許した本学は、第3セットを取ったものの敗色は払しょくできず、完敗。周囲の予想通りに3部に転落しました。ここ3、4年、選手の補強が出来ず、チーム作りに苦労している本学男子。体育会の方針を改めて問いただす必要性を思うと同時に、2部復帰のためにも部員たちにチームの在り方を再考することを望みます。もう一試合、明治学院大(2部11位)-平成国際大〈3部2位〉戦は3-1で明治学院大が2部残留を決めました。
各セットのスコアで実力差歴然
[男子2部] ▽入れ替え戦(6月1日・立正大学品川キャンパス体育館)
本学(2部12位)1(17−25、19-25、25-21、20-25)3桜美林大(3部1位)
スタメン=OH森口主将④-OH寄本④、OH嶋末②-MB松本①、OP高宮④-S中村③、L安部④。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
桜美林のサーブで試合開始。森口のスパイクが決まり、先制する。高宮のブロックや森口のスパイクが決まるが、ドリブルなどのミスが目立ち、点差は広がらないまま14―13。長いラリーで粘るも決めきれず、ブレイクを許して逆転され、14−15で本学が1回目のタイムアウトを取る。タイムアウト後、森口のスパイクでサイドアウトを取って15―16とするが、その後は相手のペースに巻き込まれ、点差を広げられてセットを落とした。
<第2セット 19-25
スタメン=OH森口主将④-OH寄本④、OH嶋末②-MB松本①、OP高宮④-S中村③、L安部④。
序盤は高宮、森口の攻撃が決まるが、相手の多彩な攻撃に対応できず5−5。以降、レシーブに苦戦し、高宮のアタックや相手のミスで得点を重ねるも9−11とリードを許す。中村のサービスエースと森口のダイレクトで11−11と追いつき、桜美林1回目のタイムアウト。その後は互いにミスが出て15―16と競る展開になる。相手の攻撃が読めずブレイクを許し、14−18で本学1回目のタイムアウト。レシーブが乱れ、14―20と突き放される。終盤は中村と森口のアタックが決まるが、相手の強烈なクイックに翻弄されて点差は縮められず、セットを落として後がなった。
<第3セット 25―21
スタメン=OH森口主将④-OH寄本④、OH嶋末②-MB松本①、OP高宮④-S中村③、L安部④。
サーブレシーブの乱れやミスで0―2も、中村のツーアタックと森口のブロックで5―5と追いつく。高宮のアタックが決まるものの、ミスが続きブレイクには至らず6―10。その後、中村のジャンプサーブで相手のディグを乱して15−16と迫る。高宮のブロックをきっかけに流れをつかみ18―16と逆転すると、桜美林が1回目のタイムアウト。本学の勢いは止まらず、このセット最多となる5連続得点を挙げ、20―16で桜美林2回目のタイムアウト。終盤も森口の攻撃が冴え、点差を保ったままセットを取った。
<第4セット 20―25
スタメン=OH森口主将④-OH寄本④、OH嶋末②-MB松本①、OP高宮④-S中村③、L安部④。
長いラリーを落として2―3。その後は高宮のアタック、森口のバックアタック、松本のサービスエースが決まり10―7とリードを広げる。森口の片手ブロックが成功するが、相手の素早いクイックに対応できず、11―11と追いつかれる。嶋末の力強いダイレクトで得点するも、ミスが続き15―15。ブレイクを許して15―17とされたところで、本学が1回目のタイムアウト。直後にサイドアウトを取るも、再びブレイクされ17―19で本学2回目のタイムアウトをとるも流れを取り戻せず、17―23まで開く。高宮のバックアタックと松本のダイレクトが決まり20―24と粘るが、最後は相手の強烈なクイックを決められ、3部転落が決まった。(石飛咲和マネージャーの報告から)
集中力の維持を再認識させられた
石飛咲和マネージャー「リーグ中は序盤の連続失点で苦しむ場面が多かったが、この試合では序盤に大きな失点が見られなかった点は評価できる。一方で、普段の練習では見られないミスが多く、試合を通じて集中力を維持することの重要性を再確認した。悔しい結果となったが、この敗戦を糧に東日本インカレや秋季リーグ戦に向けて課題に取り組み、新たな挑戦を通してチーム力をさらに高めていきたい」
その他の試合、
明治学院大(2部11位)3〈25-18,25-20、22-25、25-22〉1平成国際大(3部2位) 明治学院大は2部残留。
以上
◇男子1,2部入れ替え戦〈5月31日・駒沢大玉川キャンパス体育館〉
専修大(1部11位)3〈25-13,25-14、25-20〉0山梨学院大(2部12位)
駒沢大(1部12位)3〈25-21、23-25,9-25,25-21,15-12〉2日本大(2部1位)
専修大、駒沢大ともに1部残留。
以上