本学、連敗発進
2025.09.12 更新
本学、どうした! 2連敗のスタート
2025年度秋季リーグ戦女子1部開幕
優勝を目指してスタートした本学女子が、連敗とは…。関東大学バレーボール2025年度秋季リーグ戦女子1部は9月12日、青山学院大相模原キャンパス体育館で開幕。秋季リーグ2連覇を目指した本学でしたが、攻守に精彩を欠き、開幕戦2連敗でいきなりピンチの開幕戦となりました。どう立て直してくるのか、2週以降の戦いぶりが注目されます。
攻守に精彩を欠く本学、どう立て直すか
[女子1部]▽第1日(9月12日・青山学院大相模原キャンパス体育館)
本学(0-1)0(19-25、22-25,20-25)3明海大(1-0)
<第1セット 19-25
スタメン=OH土橋②―西澤③,MB今沢①―扇谷②、OP佐藤①―S河本②、L伊藤④。13-17で守備固め扇谷→永井③、17-21で戻す。14-19でスパイカーとして河本→松本②。15-20でセッターとして佐藤→平根②。18-22で松本→河本、平根→佐藤戻す。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー,OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
序盤から自らのミスが立て続けにあり、3-5。その後、ブロックポイントで連続得点して、8-6とリードしますが、相手の前後に揺さぶる攻撃に翻弄され、11-15と逆転されます。西澤の高い打点からの攻撃などで得点を重ねるも、16-21。中盤での連続失点が自らを苦しめ、セットを落としました。
<第2セット 22-25
スタメン=OH土橋②―西澤③、MB中田③―奥山④、OP佐藤①―S河本②、L伊藤④。7-6で西澤→佐村主将④。15-18でスパイカーとして河本→松本②。18-19でセッターとして佐藤→平根②。22-22で松本→河本、平根→佐藤戻す。
立ち上がりは、佐藤の緩急ある攻撃で得点を重ね、6-2。その後、お互い譲らない攻防が続き、10-11で中盤を終えます。佐村主将の相手の隙を突く攻撃などで18-19と接戦。終盤、22-22の場面から自らのミスや相手の器用な攻撃で点を許してセットを落としました。
<第3セット 20-25
スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB今沢①―奥山④、OP松本②-S河本②、L伊藤④。12-16で守備固め松本→佐藤①、17-21で戻す。14-20で守備固め今沢→永井③、20-24で戻す。
相手の速い攻撃に対応できず4連続失点でスタートするも、松本の力強いスパイクで追いつき、10-11と競り合います。サーブミスや繋ぎの失点が目立ち、16-21。終盤に入っても相手の攻撃を仕留めることが出来ず、最後は相手エースの鋭いコースのスパイクを拾いきれず、大事な初戦を落としました。(藤森こころ主務の報告から)
3セット目から先発起用の松本(2年)
初戦完敗! 速攻に対応しきれず
藤森こころ主務「この試合は、様々なメンバーが出場し、それぞれの個性を発揮して、戦いました。私たちの強みである粘りから攻撃展開できる場面も多くありましたが、相手のディフェンスを崩せず、相手に好きなようにコンビを組まれてしまい、速い攻撃に最後まで対応できませんでした。明日は、組織で攻めて、組織で守り、私たちの目指す、予測不可能なしつこいバレーボールを展開したいと思います」
その他の試合、
東京女子体育大3―0国士舘大、日本体育大3―2敬愛大、筑波大3―1順天堂大、日本大3―1桜美林大、日本女子体育大3-2東海大。
以上
淋しすぎるぜ! 2試合とも得セット0
▽第2日(13日・青山学院大相模原キャンパス体育館)
本学(0-2)0(20-25、22-25、23-25)3国士舘大(1-1)
<第1セット 20-25
スタメン=OH土橋②―西澤③、MB今沢①―扇谷②、OP佐藤①―S河本②、L伊藤④。13-16で守備固め扇谷→永井③、16-20で戻す。15-19でスパイカーとして西澤→佐村主将④。
出だしは、相手のテンポ感のある攻撃に苦しめられ1-4とリードされた状況となります。そのままブレイクポイントが出ず、6-14と8点差が開きます3。河本のサーブから、サイド攻撃で連続得点をし、5点差まで詰めますが、出だしの連続失点と、1点のブレイクポイントの積み重ねが相手の方が上回り、セットを落としました。
<第2セット 22-25
スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④-扇谷②、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。15-17で守備固め奥山→永井③、19-20で戻す。
3連続得点を許し、4-6でスタートします。その後、お互い譲らぬ展開が続き、9-10で序盤か終了します。自ミスが立て続き起き、4連続失点をし、12-16とリードされます。そこで、土橋のキレのあるスパイクなどで3連続得点をするも、中盤の4点差を詰められることができずに、セットを落としました。
<第3セット 23-25
スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④―扇谷②、OP佐藤①-S平根②、L伊藤④。16-17で守備固め扇谷→永井③、18-23で戻す。18-21でセッターとして平根→河本②。
セッター交代でスタート。奥山の高さとスピードを活かした攻撃で得点を重ねるも相手からのブロックを利用した攻撃を守りきれず7-7と競り合います。お互いに粘りをみせ、激しく攻防が続き18-19で終盤へ。ここでまたセッターを戻し、テンポを変えて相手を翻弄しますが決めきれず、最後はパワーのある攻撃に屈し、開幕連敗となりました。(藤森こころ主務の報告から)
チーム一丸、次週からの踏ん張りを期待しましょう!
次戦こそ青学らしい粘り強さ出すぞ!
藤森こころ主務「今回の試合は、どのセットも出だしから自チームのミスが目立ち、相手の後を追うようなゲーム展開になりました。相手の高いブロックを利用した攻撃で得点する場面や、レシーブ面でも粘りをみせ、長いラリーを制する場面もありました。しかし、競った場面で決めきることができず、相手に攻撃のチャンスを与えてしまい、勝ち切ることができませんでした。次の試合からは、序盤から自分たちでリズムを作り、先手で攻めていき、青学らしい粘り強さを出して戦っていきたいと思います」
その他の試合、
東京女子体育大(2-0)3―0敬愛大(0-2)、筑波大(2-0)3―1日本女子体育大(1-1)、日本体育大(2-0)3―1順天堂大(0-2)、日本大(2-0)3―2東海大(0-2)、明海大(2-0)3-1桜美林大(0-2)。 (注)校名横カッコ内は通算成績)。
以上